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記事一覧

スクープのたまご

図書館から借りて読んだ本。大崎梢という作家は初めて読むのですが、この作家の老舗出版社・千石社シリーズは本好きの間では評判らしい。この本の主人公信田日向子(しのだひなこ)は大学出てから2年目で、同期で心病んだ桑原の後任として週刊誌の担当になる。週刊誌の記者って、何をやっているかというと上司の命に従って事件現場の周辺の民家の玄関ボタンを押して聞き込みをしたり、張り込みをしたり、まるで私立探偵。ボタンを...

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髪結い伊三次

図書館から借りて読んだ本。作者の宇江佐真理は2015年に亡くなっていて、このブログでも追悼記事を書いています。この「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ、廻り髪結い(床屋でなくて出先でする髪結い)の伊三次と同心の不破友之進が中心となって、その後登場人物が増えてくるのですが、江戸時代の町人と武家双方の生活を描いていてとてもよくできていると思います。江戸時代の方が今よりよっぽど生活の規範が厳しくて楽でなかったと...

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昭和探偵

図書館から借りて読んだ本。いずれも250ページほどの厚くない文庫本なので、1から4まであっという間に読んでしまいました。2018年9月、10月、11月と続けて出版され、4は2019年6月、5はまだ出ていないようです。風野真知雄は今までずいぶん読みましたがいずれも時代小説。「妻はくの一」は文庫本を全巻買って読むほどの入れ込みよう。女房の実家がある長崎県平戸島が出てくるので親近感もあったのですね。NHKのドラマは少しイメ...

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管理職降格

図書館から借りて読んだ本。もう少し硬派の本と思っていたのですが、主人公の銀座のデパートの外商部課長がけっこう軟派でした。表紙の裏をみると、1989年3月 集英社文庫、1994年12月 徳間文庫、2004年新潮文庫、そして奥付が2019年 文春文庫第1刷です。長い間人気が衰えず、読み継がれてきていたことが分かります。話は銀座マリオンができたころの話で30年以上も前(マリオン竣工は1984年9月)。それから小売業の業態がずいぶ...

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東野圭吾

東野圭吾はわりと好きな作家で、我が家の本棚を探すと「秘密」とか「トキオ」の単行本があります。私より6歳年下で、彼は早生まれなので学年では5つ違い。大阪府立大工学部卒業なので理系ですね。我が家に文庫本がある「あの頃ぼくらはアホでした」は東京と大阪の違いはあれ、ほぼ同時代の共通の体験があって抱腹絶倒。けっこう多作なのでずいぶん読んでいると思っていたのですが、未読の小説もかなり。というわけで、図書館から...

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プロフィール

しんと

Author:しんと
東京都北区のかたすみから